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ASEANの再生可能エネルギー拡大のための持続可能経路の探索

研究課題

国際的な科学技術共同研究などの推進 国際科学技術共同研究推進事業 SICORP e-ASIA JRP

体系的番号 JPMJSC22E4
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJSC22E4

研究代表者

芳村 圭  東京大学, 生産技術研究所, 教授

研究期間 (年度) 2023 – 2025
概要電力アクセスの確保は、ASEANのエネルギー安全保障上重要であるが、エネルギー需要の急増への対応と脱炭素化を両立する必要がある。そのため、太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーの活用が求められるが、気候変動や社会的経済的状況の影響を強く受ける可能性があり、その対策を講じなければならない。  本研究の目標は、学際的な国際協力を通じて、新しい統合水エネルギーモデリングの枠組みを構築し、さまざまな気候および社会経済シナリオの下でASEANの再生可能エネルギーを拡大するための持続可能な経路を探索できるようにすることである。  日本チームは地球規模の水文・水資源管理モデルを用い、ASEAN諸国における気候変動の影響をシミュレートする。シンガポールチームは、ASEAN諸国の送電網の脱炭素化を目標に、水力発電とその他の再生可能エネルギーを最適に統合できる持続可能な経路を探索するためのモデリング手法を構築する。タイとシンガポールのチームは、深層学習に基づいた手法により、風力と太陽光による発電量を推定する。  本研究により、ASEANの先端的な電力網構築のために、水力・太陽光・風力エネルギーの能力を維持・向上させ、脱炭素化への寄与を最大化する持続可能で最適な経路を特定することを目指す。
研究領域代替エネルギー分野

報告書

(1件)
  • 2023 年次報告書 ( PDF )

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2023-03-29   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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