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空間マルチオミクスによる加齢性筋萎縮機構の解明

研究課題

戦略的な研究開発の推進 創発的研究支援事業

体系的番号 JPMJFR225I
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJFR225I

研究代表者

富松 航佑  九州大学, 生体防御医学研究所, 助教

研究期間 (年度) 2023 – 2029 (予定)
概要本研究では加齢に伴い多様化する細胞集団と組織の機能低下の因果関係を、加齢性筋萎縮をモデルに単一細胞空間マルチオミクスの開発とともに明らかにします。加齢性筋萎縮は、加齢に伴う骨格筋幹細胞の減少による筋再生能の低下です。この骨格筋幹細胞の減少は、幹細胞維持に必要な周辺細胞の異常が原因であることが示唆されてきました。しかしながら、細胞間相互作用の異常を解析するためには、加齢という時間軸上で細胞間の無数の因子を追跡するような解析が必要です。そこで私は単一細胞解像度で空間的な遺伝子発現変化とシグナル伝達を同時解析するオミクス手法を開発し、スナップショットデータから擬似時間を構築することで加齢に伴う幹細胞状態と周辺環境の因果関係解明を目指します。
研究領域田中パネル

報告書

(1件)
  • 2023 年次報告書 ( PDF )

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2024-03-21   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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