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改変マラリア原虫による赤血球の多機能化を利用した新規治療開発
研究課題
戦略的な研究開発の推進
創発的研究支援事業
体系的課題番号
JPMJFR2211
研究代表者
福田 直到
順天堂大学, 医学部, 助教
研究期間 (年度)
2023 – 2029 (予定)
概要
マラリア原虫は赤血球に感染し、その表面に他の細胞と接着するための分子を発現します。本研究では接着に関わるPfEMP1を人工的に改変した原虫を用い、腫瘍などの病変に自ら集まっていく機能を赤血球に付与します。これによってたとえば腫瘍の栄養血管を埋め尽くして血流を遮断したり、さらにその場で抗腫瘍分子を産生・分泌して病変を直接攻撃したりと、赤血球が全く新たな治療ツールになることが期待されます。
研究領域
天谷パネル