体系的番号 |
JPMJFR2237 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJFR2237 |
研究代表者 |
樋口 嵩 京都大学, 複合原子力科学研究所, 助教
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研究期間 (年度) |
2023 – 2029 (予定)
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概要 | 非零の中性子の電気双極子モーメント(EDM)は、時間反転対称性を破る物理量であり、標準模型を超える物理の敏感なプローブです。1980年代から現在に至るまで、中性子EDMの測定は、容器に蓄積された超冷中性子の電磁場中での歳差周波数をラムゼー共鳴法によって測定することで行われてきました。本研究では、現在開発中の新型高強度超冷中性子源を活かした中性子EDM測定装置の実験要素を開発するとともに、スピン歳差位相の直接検出による中性子EDMの新測定手法を提案し、その原理実証を試みます。
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研究領域 | 川村パネル |