体系的番号 |
JPMJSC2303 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSC2303 |
研究代表者 |
王 寧 筑波大学, 生命環境系, 助教
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研究期間 (年度) |
2023 – 2025
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概要 | トマト生産過程の大半を占める収穫作業の省力化は、生産コストを大幅に下げ、収益性を高めることができる。このため機械収穫に適応した品種が求められ、果実離脱方式や果実形態の改良が必要とされている。本研究は、筑波大学とサンパウロ大学が所有するトマトの大規模遺伝資源を利用し、果実離脱や果実形態形成の分子制御機構の解明に取り組む。日本側チームは独自の変異体を材料に果実離脱を阻害する遺伝子同定と機能解析を行い、果実離脱の分子機構を明らかにする。ブラジル側チームは独自のトマト近縁野生種の植物材料を用い果実の成熟制御の分子機構解明に取り組む。
両国チームによる国際共同研究を融合することで、果実の重要形質の分子機構の理解が進展し、機械収穫向け品種改良の展開を誘導し、トマト生産システムの省力化と低コスト化につなげる。
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研究領域 | バイオテクノロジー/バイオエネルギー |