フードエステート廃棄物の変換技術によるバイオ循環経済の樹立
体系的番号 |
JPMJSA2305 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSA2305 |
研究代表者 |
荻野 千秋 神戸大学, 大学院工学研究科 応用化学専攻, 教授
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研究期間 (年度) |
2023 – 2028
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概要 | 本研究は、インドネシア大規模農園「フードエステート」から排出される廃棄物(排水、固形残渣、油脂成分)を、微生物機能によって燃料・化学品へ変換し、有価物として再循環させる。そして、環境調和型バイオプロダクトによる新規産業を創出することで、バイオ循環経済の樹立を目指す。その実現に向けて、以下4つのサブテーマを実施する。(1)農業廃棄物画分からのバイオ燃料およびバイオ化学品の生産、(2)二次排水の水質浄化と付加価値製品の生産、(3)バイオ循環経済の環境・社会・経済インパクトの評価、(4)提案する新規技術の社会実装と実現可能性の検証。(1)(2)では、廃棄物からバイオ燃料とバイオ化学品等を製造し、(3)(4)では、社会科学的評価をもとに、新技術が社会実装されるための現実的なプロセスを整理する。これらにより、温室効果ガスを含めた環境汚染物質の発生を抑制し、バイオ由来素材による循環経済の確立を目指す
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研究領域 | 環境・エネルギー(カーボンニュートラル) |