ウズベキスタンの地域特性に配慮したカーボンニュートラル社会実現のための効率的・革新的グリーン/ブルー水素製造技術開発プロジェクト
体系的番号 |
JPMJSA2306 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSA2306 |
研究代表者 |
菅井 裕一 九州大学, 大学院工学研究院, 教授
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研究期間 (年度) |
2023 – 2028
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概要 | 本研究は、油田や鉱山、広大な砂漠および豊富な日照量など、ウズベキスタンの地域特性を生かした水素製造関連技術の確立を目指す。具体的には、(1)老朽油田の取り残し石油を地下で水素化し、その際に生成するCO2をそのまま地下に固定させて水素のみを地上に生産するブルー水素製造技術、(2)高光電変換効率のペロブスカイト太陽電池、(3)水蒸気を電気分解して水素と酸素を生成する高エネルギー変換効率の水蒸気電解を組み合わせたグリーン水素製造技術、(4)水素生成効率の高い金属スラグ由来の光触媒複合体を用いたグリーン水素製造技術の確立を目指す。(1)(2)についてはフィールド試験を実施して実用化の基盤を確立し、(3)(4)については室内実験等を通じて技術の実スケール化に道筋をつける。これらの水素製造関連技術をウズベキスタンに根付かせ、主要な水素製造システムに関する技術提言を行い、同国におけるカーボンニュートラルな水素政策の策定に貢献する。
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研究領域 | 環境・エネルギー(カーボンニュートラル) |