体系的番号 |
JPMJMI23G2 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJMI23G2 |
研究代表者 |
米倉 功治 国立研究開発法人理化学研究所, 放射光科学研究センター, グループディレクター
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研究期間 (年度) |
2023 – 2027 (予定)
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概要 | クライオ電子顕微鏡の先端技術開発を中心に据え、X線自由電子レーザー(XFEL)も用いることで、多様かつ微量な有機化合物、タンパク質などの試料から、高い時空間分解能とスピード解析を両立の上、これまでの計測限界を突破することを目指す。これにより、電荷分布、電子構造、化学結合の極性、官能基のプロトン化、電子の動き等“見えなかった”物性・現象、いわゆる“超原子座標構造”を解明する。まず、新規感染症や難病の治療に役立つ創薬への応用を進め、さらに、この技術の高い汎用性を活かし、新材料開発、エネルギー、環境、生命科学などより広い分野への応用も促進する。また、研究を通して次世代クライオ電顕を開発、世界シェアの拡大と解析拠点の構築にも繋げたい。以上のように、本可視化技術は共通基盤技術として、多くの研究開発現場における生産性向上に貢献することが期待される。
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研究領域 | 共通基盤「革新的な知や製品を創出する共通基盤システム・装置の実現(本格研究)」 |