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持続的な食糧生産を可能にする野生植物の新奇食糧資源化

研究課題

戦略的な研究開発の推進 未来社会創造事業 探索加速型

体系的番号 JPMJMI23C1
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJMI23C1

研究代表者

佐藤 豊  国立遺伝学研究所, ゲノム・進化研究系, 教授

研究期間 (年度) 2023 – 2027 (予定)
概要強度のストレス耐性を持つ野生イネ属の雑草を主な研究対象にして、農作物が備える特徴(脱粒性除去、種子の肥大、収量増加)を野生植物(雑草)に付与し、従来の作物育種で解決できないストレス耐性を備える新奇作物を、超短期間に作り出すことを目指す。具体的には、交雑による従来育種では利用が難しいイネ属野生種に独自の遺伝子導入技術を介したゲノム編集により脱粒性や穀粒の大きさを制御し、農作物として有利な形質を付与し食糧資源化する。さらに、生殖細胞の融合により、栽培種とは遺伝的に遠縁で交雑できないイネ属野生種がもつ優良形質と栽培種が持つ農作物としての特徴が共存するイネ属新種作物を作り出し、新たな食糧資源の開拓を目指す。本格研究では、耐塩性イネ属野生種に栽培形質を付与し、気候変動で世界的に広がる塩害耕作地でも育つ、新奇作物を開発する。
研究領域持続可能な社会の実現「社会の持続的発展を実現する新品種導出技術の確立(本格研究)」

報告書

(1件)
  • 2023 年次報告書 ( PDF )

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2023-07-20   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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