インダストリ4.0Xの知能化を促進するエッジAIトランスフォーマによる適応型人間・ロボット協調作業システムの創成
体系的番号 |
JPMJSC2305 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSC2305 |
研究代表者 |
原田 研介 大阪大学, 大学院基礎工学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2023 – 2027
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概要 | 本研究は、エッジAIおよびトランスフォーマ技術をエッジデバイスに活用したスマートかつ適応能力の高い人間・ロボット協調作業システムを開発し、柔軟性と知能を備えた協調的な組み立て作業を実現することを目的とする。具体的には、以下の課題に取り組む。1)エッジAIカメラを活用した人間・ロボット協調作業システムにおける人間とロボットのインタラクションの効率化、2)トランスフォーマの採用による人間・ロボット協調システムの適応性、汎用性及びロバスト性の強化、3)エネルギー消費とメモリ効率を考慮した機械学習におけるシステム構造の最適化、4) シミュレーションされたロボットの動作データと、器用な遠隔操作システムによる人間の教示データを用いたトランスフォーマモデルの学習。この4項目の中で、日本側チームは人間ロボット協調作業システムの実現とロボット遠隔操作システムによる教示に焦点を当て、相手側チームはコンピュータビジョン、ロボット学習、シミュレーションに基づいた自己教師あり学習、およびエッジデバイス向けDeep Learningの圧縮技術の開発を行う。両国チームによる共同研究を通して、カスタマイズ製品の需要増加や熟練労働者不足に対処し、インダストリー4.0Xにおいてスマートな自動化技術の創出が期待される。
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研究領域 | エッジAI |