高機能シス型アスタキサンチンエステル製剤の実用化研究
体系的番号 |
JPMJTR234A |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTR234A |
企業責任者 |
富士化学工業株式会社
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研究責任者 |
本田 真己 名城大学, 理工学部, 准教授
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研究期間 (年度) |
2023 – 2026 (予定)
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概要 | アスタキサンチンは強力な抗酸化作用を有し、加齢性疾患の予防効果を示すことから、近年需要が急速に拡大している。しかし、流通しているアスタキサンチン(トランス型)は体内吸収性が低く、その物性から加工効率も悪いという欠点がある。そのため、高い吸収性をもち、加工適性に優れる「シス型」を用いることが好ましいが、シス型は天然資源として稀有で不安定なため、工業的に製造することが困難である。本課題では、天然のアスタキサンチンエステルを効率的にシス型に異性化する技術を開発する。さらに、その安全性を証明し、薬効や作用機序を解明し新たな価値創出を行う。また、実生産の品質管理水準に耐えうる異性体の分析技術を確立する。
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