組換えシルクタンパク質を用いた陸上養殖における病原体検出システムの構築
体系的番号 |
JPMJTR23U2 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTR23U2 |
研究責任者 |
杣本 智軌 九州大学, 大学院農学研究院, 准教授
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研究期間 (年度) |
2023 – 2025 (予定)
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概要 | 本課題は、組換えシルクタンパク質を利用して陸上養殖の病原体の検出・感染予防システムの構築を目指す。カイコのシルクタンパク質とマウスの抗体の「一本鎖抗体(scFv)」との融合タンパク質である「アフィニティーシルク」等を利用し、養殖場内の飼育水から病原菌を排除する「病原体捕獲濾過フィルター」、養殖現場で魚病診断ができる「病原体簡易検査キット」、養殖魚の消化管内の病原微生物の除去する「アフィニティーシルク添加飼料」を開発することで、陸上養殖場の病原微生物を常に監視し、感染症の発症を事前に検知し予防するシステムを開発する。
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