非相似伝熱促進機構を適用した航空機用エンジン高温部品の開発
体系的番号 |
JPMJTR232D |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTR232D |
企業責任者 |
三菱重工航空エンジン株式会社
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研究責任者 |
長谷川 洋介 東京大学, 生産技術研究所, 教授
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研究期間 (年度) |
2023 – 2025 (予定)
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概要 | 壁面進行波状吹き出し・吸い込みによる非相似伝熱促進機構を、航空機用エンジン高温部品に実装する。高温耐久性の改善によるエンジン熱効率向上の実現、燃費改善が期待される。但し、非相似伝熱促進機構には多孔質体・微細構造を実現する製造技術が必要となる課題があり、未だ製品適用の実績はない。金属積層造形や金属粉末射出成形等の粉末冶金技術を適用することで、この課題解決を目指す。具体的には、非相似伝熱促進機構を適用した冷却構造体について、航空機用エンジンの運航条件を考慮した設計最適化を行い、合わせてこれを実現する製造技術を確立する。得られた冷却構造体について要素試験を実施し、その有用性を実証する。
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