トルコの建築物の耐震性能調査と改善に向けた課題整理に関する調査研究
体系的番号 |
JPMJJR2305 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJJR2305 |
研究代表者 |
楠 浩一 東京大学, 地震研究所, 教授
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研究期間 (年度) |
2023 – 2024
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概要 | 最新の耐震基準によって建てられた建物のみならず、旧基準によって設計された建物も対象として、その被害について詳細調査を実施する。詳細調査結果を反映した構造解析により、構造設計や施工に内在する問題点を洗い出し、改善の方向性を検討する。
使用する解析モデルは、現地調査や材料試験の結果を反映させ、微動観測で妥当性を検証するものとする。また、建物の被災度のレベルを判定する被災度区分判定基準について、日本の基準とトルコの基準による判定結果を比較することで、両国の基準の改善点を検討する。また、日本で2000年に評価手法として追加された性能照査型耐震設計法を援用して被災建物の耐震性能を評価し、非常に大きな変形が生じた場合の同設計法の精度について検討を行う。
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研究領域 | カフラマンマラシュ(トルコ南東部)地震関連 |