体系的番号 |
JPMJTR23U6 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTR23U6 |
研究責任者 |
舘野 浩章 産業技術総合研究所, 細胞分子工学研究部門, 研究グループ長
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研究期間 (年度) |
2023 – 2025 (予定)
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概要 | 細胞から分泌される細胞外小胞(EV)は細胞間の情報伝達物質として重要な役割を担っているとともに、新たなモダリティーとして創薬への応用が期待されている。しかしEVを分離する標準的な方法である超遠心法では、EVを高純度且つ大量に調製することが難しく、実用化する上でのボトルネックになっていた。こうした中で代表者らは最近、糖鎖を標的としてEVを高純度に分離する技術シーズを開発した。本研究では、EV表層糖鎖を標的としてEVをインタクトな状態で分離・測定するとともに、EVを臓器特異的に送達する技術を開発する。開発した技術は知財化後、企業共同研究により実用化するとともに、EV創薬を実現することを最終目標とする。
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