高色純度の強い赤色発光を示す高光耐久性ユウロピウム錯体の開発
体系的番号 |
JPMJTR23T5 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTR23T5 |
研究責任者 |
北川 裕一 北海道大学, 大学院工学研究院, 准教授
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研究期間 (年度) |
2023 – 2025 (予定)
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概要 | 21世紀における光科学および光技術の発展は目覚ましいものがある。現在、光産業の中において発光体の開発が重要視されており、日本の産学の取り組みは先端的な技術開発において世界をリードしている。申請者は大きな光吸収能力を持つ有機パーツと発光機能を示すユウロピウム金属を組み合わせることで、超高色純度(半値全幅10nm未満)の赤い光を効率良く放出する発光体の開発に成功している。本研究では、π軌道とf軌道に基づくユウロピウム錯体の電子構造を精密に制御することで、社会実装を実現する高輝度・高耐久性のユウロピウム発光体を開発する。
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