体系的番号 |
JPMJTR23R8 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTR23R8 |
研究責任者 |
伊澤 誠一郎 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授
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研究期間 (年度) |
2023 – 2025 (予定)
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概要 | 有機ELはテレビやスマートフォンディスプレイなどで実用化されているが、最も難しい青色発光は未だに高い駆動電圧などの問題を抱えている。技術シーズでは、有機半導体界面で生成する励起状態を中間体として利用するという独自の発光原理を利用し、乾電池1本という世界最小電圧で発光する青色の有機ELを開発した。そこで本研究ではこの技術シーズを発展させ、低電圧化と同時に高効率化も達成することで、従来のよりも大幅に消費電力を低減した省エネルギーな青色有機EL素子を開発する。さらに本技術をディスプレへと応用するために、蛍光ドーパントの導入により低電圧での色純度の高い青色発光を実現する。
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