高容量高サイクル安定性を両立する次世代Liイオン電池向けSi系ナノ粒子の高スループット生成
体系的番号 |
JPMJTR23R9 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTR23R9 |
研究責任者 |
神原 淳 大阪大学, 大学院工学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2023 – 2025 (予定)
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概要 | ナノ粒子は様々な分野で次世代デバイスの主要構成要素と期待され,拡大する関連世界市場からの多量生産要請に応える技術も求められる。粉体からの高速ナノ粒子生成に強みを持つプラズマスプレー法は,内部素過程の制御性も上がり,多様な機能を具備するナノ粒子の複合構造化も可能となり,例えば蓄電材料としてSiナノ粒子は高容量と高サイクル安定性を両立する段階にまで達する。さらなる高性能化に向けた小粒径化に伴い粒子表面は増大し,デバイス内で性能を左右する異相界面として,その表面構造制御の重要性はさらに高まる。本課題では,これらナノ粒子表面・構造制御を高スループットで実現するプラズマスプレー技術の確立を目指す。
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