体系的番号 |
JPMJTR23RC |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTR23RC |
研究責任者 |
梶本 裕之 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2023 – 2025 (予定)
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概要 | 本研究は三次元物体の形状を「触れた瞬間にわかる」触覚提示技術を、神経電気刺激によって実現することを目標とする。研究は三段階からなる。第一にフレキシブルな電極によって指末端や指側面までの、「広視野(触野)・高解像度な皮膚感覚提示」を実現する。第二に指先に力が加わる際に爪周辺にひずみが発生することを利用し、爪近傍への電気刺激によって「多自由度の力覚提示」を実現する。第三にこれらの皮膚感覚、力覚提示手段を組み合わせることで、素手と同程度の速度と精度で把持物体を同定できることをVR環境下の実験によって示す。本研究はVR環境のみならず将来的な遠隔作業環境での利用が可能な触覚提示の基盤を構築するものとなる。
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