体系的番号 |
JPMJTR23TA |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTR23TA |
研究責任者 |
長田 実 名古屋大学, 未来材料・システム研究所, 教授
|
研究期間 (年度) |
2023 – 2025 (予定)
|
概要 | 研究責任者らは最近、高い近赤外反射率を有する酸化タングステンナノシートを発見し、世界最高性能の近赤外遮蔽効果と可視光透明性を併せ持つ日射遮蔽膜の開発に成功した。本研究では、この有望なシーズを発展させ、従来の材料・技術では実現困難な高い近赤外反射率(>60%)と可視光透過率(>80%)を兼ね備えた革新的エコガラスの開発を目指す。具体的には、ナノシートの組成・構造デザインによる特性制御、大面積製膜技術、最適デバイスの検討を行う。特に、独自の2次元材料の液相コーティング技術を高度化することで、高速・大面積製膜と膜構造デザインを実現し、高性能日射遮蔽膜の開発とエコガラスへの応用展開を目指す。
|