体系的番号 |
JPMJTR23UF |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTR23UF |
研究責任者 |
藤枝 伸宇 大阪公立大学, 大学院農学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2023 – 2025 (予定)
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概要 | タングステンは希少金属であり、特に地域偏在性が強く、8割以上が中国で生産されています。超硬度工具や触媒に用いられることから、その安定的な供給が急務とされています。そのため、地表よりも埋蔵量の多い海水から、選択的にタングステンを集積するシステムの構築が求められています。また、ある種の微生物は分子内に大量のタングステンを保持することのできるタンパク質を持っています。そこで、本課題ではこのタンパク質を改良し、その遺伝子を組込んだ細胞をもとにタングステンを超集積するバイオマテリアルを創出します。この技術を応用することで、他の金属回収や環境浄化などに貢献し、持続的な社会形成の一助となることを目指します。
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