体系的番号 |
JPMJTR23UH |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTR23UH |
研究責任者 |
三戸 太郎 徳島大学, バイオイノベーション研究所, 教授
|
研究期間 (年度) |
2023 – 2025 (予定)
|
概要 | 新型コロナウイルスによるパンデミックにより、感染症に対するワクチンの重要性が再認識された。特に、mRNAワクチンの開発は画期的であった。この方法の基本概念であるエピトープ・ワクチンを家畜にも応用できれば、鳥インフルエンザのような感染症にも対応できる。しかし、問題点は多大なコストがかかることである。この問題を解決する方法の一つは「食べるワクチン」の開発である。家畜の場合、食べるワクチンが投与のコストも含めて安価であることが、実用化のために最も重要なポイントである。本研究では、多くの動物が好んで食べ、安価に大量生産が可能な食用コオロギを用いて、まず鳥類インフルエンザに対する食べるワクチンを開発する。
|