体系的番号 |
JPMJTR23TB |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTR23TB |
研究責任者 |
野平 俊之 京都大学, エネルギー理工学研究所, 教授
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研究期間 (年度) |
2023 – 2025 (予定)
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概要 | 太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーは間欠性電源であるため、その大量導入に伴って需給バランスの調整が困難になる。その解決策として、大量に発生する余剰電力を水電解によりグリーン水素に変換し、貯蔵・輸送して、燃料電池や水素タービンで電気に戻す「水素エネルギーシステム」が期待されている。従来の水電解法であるアルカリ水電解および固体高分子水電解は、電解のエネルギー効率が十分に高いとは言えない。再エネの本格導入に対応するためには、水電解のエネルギー効率の向上が重要である。本研究課題では、水電解のエネルギー効率を大幅に向上できる、ハイドレートメルト電解液を用いた革新的な方法を開発する。
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