低環境負荷型の水蒸気プロセスを利用した多機能性軽量金属部材の創製
体系的番号 |
JPMJTR23RJ |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTR23RJ |
研究責任者 |
石崎 貴裕 芝浦工業大学, 工学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2023 – 2025 (予定)
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概要 | アルミニウム(Al)とマグネシウム(Mg)合金は優れた軽量性を有するため輸送機器部材への展開が期待されているが,耐食性と強度の面に大きな課題がある。この課題を解決するために,本研究では,軽量金属部材の強度および皮膜の密着性,疲労寿命,耐食性を向上させるための組織制御と腐食抑制のための皮膜形成を,水蒸気を利用した低環境負荷型のプロセスで実現させるための技術開発を行う。この技術開発の実現により,従来,トレードオフの関係にある高強度化と高耐食化の両立を実現させ,軽量金属部材のイノベーションの創出をめざす。これにより,軽量金属部材の輸送機器部材への適用を大幅に加速させ,CO2排出削減に貢献する。
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