「よりよい復興」に向けた公衆衛生保健システムのレジリエンス:スコアカードを用いた評価分析
体系的番号 |
JPMJJR2303 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJJR2303 |
研究代表者 |
加古 まゆみ 広島大学, 大学院医系科学研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2023 – 2024
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概要 | スコアカードは、災害前から災害後までのシステムの計画、調整、機能を評価するもので、災害に対するレジリエンスの高さを測ることに有効である。本研究では、ハタイ県とカフラマンマラシュ県で、スコアカードを用いて、公衆衛生保健システムを評価する。現在復興段階にあるこの地域の将来のよりよい復興に向けて、公衆衛生保健システムを強化するための提言を行う。
本研究では、アクション・リサーチを研究方法論として使用し、被災自治体、救急医療部門、看護協会、介護ケア協会など、さまざまな立場で災害リスク軽減に携わってきた参加者同士による積極的な相互作用を目的とするものである。スコアカード・ワークショップへの参加により、公衆衛生保健システムの関係者間のコミュニケーションが生まれ、地域防災計画をさらに推進するための最善の準備と協力の方法について議論が可能となる。
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研究領域 | カフラマンマラシュ(トルコ南東部)地震関連 |