カフラマンマラシュ地震における企業及び工業団地(OIZ)の事業継続と経済復興
体系的番号 |
JPMJJR2307 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJJR2307 |
研究代表者 |
阪本 真由美 兵庫県立大学, 減災復興政策研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2023 – 2024
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概要 | 本研究ではカフラマンマラシュ地震の産業復興について、企業や、複数の企業が集積する工業団地(Organized Industrial Zone:OIZ)の事業継続に着目して検討する。地震により被災した企業等の事業継続についての調査・分析を行い、災害に備えて行われていた対策のうち、事業の継続や早期回復に有効であった対策を明らかにする。また、OIZ独自のライフラインやサプライチェーンの維持、被災地企業内の相互支援の取り組みを分析することにより、OIZにおける地域継続の要件を検討する。
本研究から得られる事業継続のエビデンスに基づき、被災地の復興に活用することができる実効性のある事業継続復興計画(BCRP)を提案する。これは、トルコの北アナトリア断層を震源とするマルマラ海沿岸の地震対策や、日本における南海トラフ地震などの事業継続計画を検討する際の基礎情報として活用することができる。
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研究領域 | カフラマンマラシュ(トルコ南東部)地震関連 |