化石分析から探る地球温暖化に対するイワシ類生態の応答
体系的番号 |
JPMJPR23G6 |
研究代表者 |
坂本 達也 京都大学, 白眉センター, 特定助教
|
研究期間 (年度) |
2024 – 2026
|
概要 | 海洋生態系の基盤であるイワシ類の生態は,地球温暖化によってどう変化するのでしょうか。本研究では,最近年に発見された神奈川県(古東京湾)の陸上地層から産出する魚類耳石・二枚貝・有孔虫等の化石標本について,高度安定同位体分析等の複合解析を行います。こうして当時のイワシ類の成長・回遊履歴等と海洋環境条件を復元し,現代との違いを理解することで,温暖化がイワシ類の分布や個体数に与える影響を解明します。
|
研究領域 | 海洋バイオスフィア・気候の相互作用解明と炭素循環操舵 |