体系的番号 |
JPMJGX23B1 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJGX23B1 |
研究代表者 |
野地 博行 東京大学, 大学院工学系研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2023 – 2027
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概要 | 古典的な酵素探索では、候補遺伝子をクローニングし大腸菌などを用いて発現・精製・評価を行う。しかしながら、細胞培養・精製などの手間に加え、コスト及び作業の複雑さから103-4を超える種類の酵素を一度に合成・評価することは現実的に不可能である。酵素探索・開発のボトルネックを解消するために、以前我々が開発した無細胞技術による酵素スクリーニング技術を刷新する。使いやすく安価な目的遺伝子回収技術と計測モダリティ拡張により蛍光基質以外にも対応できる酵素活性評価技術を備えた汎用型の超並列高活性酵素スクリーニング技術へと進化させる。並行してDNAバーコード技術と無細胞DNA連結・増幅技術を融合させ、比較的安価なオリゴプールから複数の酵素遺伝子を無細胞合成する技術を開発する。それらを統合し、超高速に多種類の酵素を合成し性能評価するプロトタイピング技術、すなわち「たんぱくプリンタ」を開発する。GX酵素のプロトタイピングを行い、カーボンニュートラルに資する優れた性能をもつ酵素を開発する。
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研究領域 | バイオものづくり |