多様な微生物機能の開拓のためのバイオものづくりDBTL技術の開発
体系的番号 |
JPMJGX23B4 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJGX23B4 |
研究代表者 |
本田 孝祐 大阪大学, 生物工学国際交流センター, 教授
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研究期間 (年度) |
2023 – 2027
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概要 | 日本のバイオものづくりは中規模・多品種型生産で世界をけん引してきた。しかし、一連のプロセス開発研究が個社に委ねられてきたため、プロセス開発期間の長期化と高コスト化、スケールメリットの小ささがボトルネックとなっている。この課題を解決するためには、産業形態の垂直統合型から水平分業型への変革、実プロセスからバックキャストした設計思想に基づく新たな育種技術の開発が必要である。
これらを実現するために本研究では以下の課題に取り組む。
1) プロセス開発の共通言語となる標準的な細胞(ベーシックセル)の作出
2) 汎用微生物にはないユニークな機能を備えた微生物の探索と宿主化
3) Design-Build-Test-Learn (DBTL)サイクルの次世代化
これらの取り組みによりプロセス開発期間の短縮、新規事業者の参入拡大、プロダクトの多様化を加速し、持続的なバイオエコノミー拡大に貢献する。
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研究領域 | バイオものづくり |