体系的番号 |
JPMJAP2320 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJAP2320 |
研究代表者 |
宗宮 健太郎 東京工業大学, 理学院, 准教授
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研究期間 (年度) |
2023 – 2028
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概要 | 本研究では、高周波重力波望遠鏡の開発のために、(i)信号増幅共振器内に量子フィルタを導入し散射雑音を軽減する手法の開発、(ii)高周波望遠鏡の高出力化に対応するための123Kシリコン鏡を用いた干渉計の開発、(iii)鏡の零点振動雑音を検証するねじれ振り子型量子センサの開発、の3つの研究を日豪共同で実施する。(i)は東工大・東大・ANUで実施し、長基線信号増幅共振器を用いる方式とパラメトリック信号増幅方式の2つを比較すると共に、両者を融合した新方式を検討する。(ii)は天文台とUWAで実施し、低温結晶の特性評価や2um波長光源の開発、高出力化に伴う新制御方式開発も含む。(iii)は東大とANUで実施し、低周波振動子を用いた原理検証実験を行う。国際交流と若手の育成も本研究の重要なスコープである。
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研究領域 | 量子 |