強誘電体ルネッサンス:ペロブスカイトを凌駕する「第四世代材料」で実現するカーボンニュートラル
体系的番号 |
JPMJAP2312 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJAP2312 |
研究代表者 |
舟窪 浩 東京工業大学, 物質理工学院, 教授
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研究期間 (年度) |
2023 – 2028
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概要 | データセンタやAI技術をはじめとする情報分野の電力消費量は極めて大きく、2030年には現在の世界総発電量の160%に達すると言われている。従ってカーボンニュートラルの実現には、情報分野のCO2排出量の大幅低減を可能にする技術革新が必須である。本課題では、強誘電体研究で世界をリードしてきた日本・米国・ドイツが連携し、従来のペロブスカイト強誘電材料を凌駕する新材料「第四世代強誘電体」を開発し、現行の「ノイマン型コンピューティング」より消費電力が一桁以上小さい「脳型コンピューティング」を実現する。強誘電体のトップレベルの国際連携研究を通して、世界的にリーダーシップを発揮できる若手研究者を育成するとともに、高い学術レベルの研究成果と技術革新を創出し、世界における日本の研究プレゼンスを向上させる。
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研究領域 | マテリアル |