世界規模エネルギーシステムモデルの開発及びそれを用いた革新的なエネルギー技術評価と脱炭素エネルギーシステムの提示
体系的番号 |
JPMJAP2331 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJAP2331 |
研究代表者 |
藤森 真一郎 京都大学, 工学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2023 – 2026
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概要 | 本研究は、革新的な脱炭素化技術の評価を目的とする。具体的には、空気中の二酸化炭素を利用した合成燃料や再生可能エネルギーから生成する水素・アンモニア、高性能蓄電池、省エネ技術など、脱炭素エネルギーシステムの構築に関わる技術の役割を評価する。日本側チームは、エネルギーシステムと経済システムを整合的に描きつつ、世界全域を対象とした新しい統合評価モデルを開発する。これまで日本側チームはエネルギー需要を中心としたモデリングで優れた成果を上げてきたが、その日本側モデルと相手側チームのエネルギー供給を中心としたモデルを統合して、より包括的な評価を行う。同分野は気候変動政策や脱炭素関連産業政策に大きな影響力を持っており、この研究を通じて日本の産業技術政策を国際的に有利な立場へと向上させることが期待される。
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研究領域 | エネルギー |