気候変動緩和に貢献する新興大都市におけるデータ駆動型の動的交通マネジメントに関する研究
体系的番号 |
JPMJSA2405 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSA2405 |
研究代表者 |
福田 大輔 東京大学, 大学院工学系研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2024 – 2029
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概要 | 本研究は、代表的な新興大都市であるタイ・バンコク首都圏における自動車や人の時空間流動の制御に着目したものである。動的な都市交通マネジメント施策の実施を念頭に、温室効果ガス排出削減量の算定・モニタリング技術や施策の社会的効果を多面的に評価するデジタルツイン技術を開発し、その社会実装を通じて合理的な施策の実現に貢献することを目的とする。具体的には、交通関連ビッグデータを活用して、(1)データフュージョン技術を用いた交通状況分析手法の高度化、(2)移動活動シミュレーションによる交通マネジメント施策評価、(3)都市スケールの交通状況のマクロ分析手法の構築、(4)ミクロ的な交通制御手法の提案と適用、という4つのサブテーマを実施する。将来的には、タイ側研究機関が主導して得られた成果を現地行政機関に定着させることにより、都市交通マネジメントによる炭素クレジット削減の国際的な承認やCO2排出量取引の実現に寄与する。
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研究領域 | 環境・エネルギー(カーボンニュートラル) |