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魚類の生殖腺機能を制御する未知の視床下部メカニズムの解明
研究課題
戦略的な研究開発の推進
創発的研究支援事業
体系的番号
JPMJFR233I
研究代表者
神田 真司
東京大学, 大気海洋研究所, 准教授
研究期間 (年度)
2024 – 2030
概要
脊椎動物の卵形成は、脳下垂体から放出される濾胞刺激ホルモン(FSH)によって制御されています。魚類においてFSH放出を制御する主要な因子が未同定でしたが、私はメダカを用いてFSH放出に必須な視床下部ホルモン、FSH放出ホルモン(FSH-RH)を発見しました。これにより、制御が難しかったFSH放出・卵形成の制御が可能になる道が開かれます。本研究は、この制御因子を含んだ新しい作業仮説で卵形成のメカニズムを解明し、応用利用への道を探ります。
研究領域
榊原パネル