廃バイオマスの高付加価値化を目指したバイオリファイナリーによる化成品製造
体系的番号 |
JPMJSA2406 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSA2406 |
研究代表者 |
横井 俊之 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授
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研究期間 (年度) |
2024 – 2029
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概要 | 本研究は、タイの農業分野で生じる廃バイオマスの高付加価値化を目指したバイオリファイナリーによる化成品製造を目的とする。日本側は、廃バイオマスを高効率でバイオナフサ、バイオケミカルへ変換する要素技術を確立する。タイ側では日本側の要素技術を基盤に、オンサイトでの廃バイオマスから有用化成品を製造するバイオリファイナリープロセスの社会実装を目指す。具体的には、(1)持続可能な廃バイオマスの管理、(2)廃バイオマス前処理・成分分離・低分子化、(3)変換触媒技術開発、(4)廃バイオマス~バイオケミカル製造のプロセス評価・LCA評価、(5)バイオリファイナリーの社会実装を行う。本研究を通じ、廃バイオマスの持続的な有効利用技術を確立し、BCG経済モデルに基づいた持続的な経済成長に寄与するとともに、化学産業分野での脱化石資源化、カーボンニュートラルの実現に貢献する。
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研究領域 | 環境・エネルギー(カーボンニュートラル) |