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神経形質の種間移植で迫る群れ行動の理解と制御

研究課題

戦略的な研究開発の推進 創発的研究支援事業

体系的番号 JPMJFR233P

研究代表者

田中 良弥  名古屋大学, 大学院理学研究科, 助教

研究期間 (年度) 2024 – 2030
概要『群れ』の形成は動物に広く見られる重要な生存戦略です。動物は生活史や生息環境に応じて、種ごとに群れを作るか否かを柔軟に切替えていると考えられており、実際に野外に目を向けると近縁な種間であっても群れを盛んに形成する種とほとんど群れ形成しない種がいます。この事実は、群れ行動が種分化の過程で進化していることを示唆しますが、その背景にある遺伝子・神経機構には不明な点が多いです。本課題では、実験モデル種であるキイロショウジョウバエとその近縁種を用いることで、群れ行動をコントロールする仕組みを明らかにします。さらに長期的には、明らかにした仕組みを応用して環境負荷の少ない害虫制御を目指します。
研究領域榊原パネル

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2025-03-26  

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