マルチスケール計測・計算技術の融合による高スループットデバイス開発支援プラットフォーム
体系的番号 |
JPMJMI24G1 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJMI24G1 |
研究代表者 |
井上 元 九州大学, 大学院工学研究院 化学工学部門, 教授
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研究期間 (年度) |
2024 –
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概要 | 蓄電池・燃料電池・水電解などの「デバイス・システム」において、仮想空間で設計、検証を行うことで、開発工数の大幅な短縮と高品質化が可能となり、有望な材料を迅速に製品化まで繋ぐことが可能となります。
そこで本研究では、詳細な化学・物理現象を高速に演算できる計算モデルとマルチスケールのオペランド計測を融合させ、デバイス開発の各工程に対して、「内部評価:Observe」・「データ処理:Orient」・「現象計算:Decide」・「最適設計:Act」という一連のフィードバックループの構築に挑戦します。計測・計算技術によるフィードバックを高スループットに連動させることで、全固体電池の状態予測と最適設計を行う高速・高精度なモデルベースデザインを実現させ、その有効性を実証していきます。さらに、その他のエネルギーデバイスへもこのモデルベースデザインプラットフォームの展開を図って行きます。
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研究領域 | 「共通基盤」本格研究 |