人工細胞の持続的機能創発のためのエネルギー・ロジスティクスの構築 (Japan-UK SYNERGY)
体系的番号 |
JPMJAP24B4 |
研究代表者 |
瀧ノ上 正浩 国立大学法人東京科学大学, 情報理工学院, 教授
|
研究期間 (年度) |
2024 – 2029
|
概要 | 人工細胞技術は、ヘルスケア、バイオ製造、環境修復に革命をもたらすと期待されているが、エネルギーの生成、変換、貯蔵に問題があり、長時間人工細胞の機能を持続できず、実用化を困難にしている。本課題Japan-UK SYNERGYでは、東京科学大学、インペリアル・カレッジ・ロンドン、ケンブリッジ大学のトップ研究チームを集結させ、人工細胞が(1)基質からATPを生産し、(2)分子電池にATPを貯蔵し、(3)熱や磁力をATPに変換する、エネルギー・ロジスティクス機能モジュールを開発する。長時間の機能持続性により社会への展開を可能にする。さらに相互研究訪問・国際研究会を含む広範な交流により、人工細胞技術の発展に加え、若手人材育成を通じた国際頭脳循環の機会を創出する。
本課題は、恒久的国際研究ハブとして、来るべき人工細胞革命において日英が世界における主導的な役割を果たすことに貢献する。
|
研究領域 | バイオ |