概要 | 本研究は、世界各国で離散的に研究開発が進められてきたPower-to-X(=電力によるサステイナブルな材料合成)の根幹を担う触媒・電解液材料開発の知見を集約・融合し、資源的な制約が事実上ないCO2,N2,H2Oを出発点とする革新的なPower-to-Xデバイスの基礎研究?社会実装までを一元的に実施する。そのために、日本側PIのオペランド解析技術と、基盤4元素(C,N,H,O)の各反応に世界TOPの強みを持つ相手側PIの材料・デバイス設計技術を融合する。その際、「活きた」留学:個人的つながりによって生まれる信頼・連帯感を通じて研究を駆動する。これらを通して、将来的にPower-to-X技術を牽引する若手研究者を育成するとともに、自発的かつ持続的に国際頭脳循環を促進する。
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