濃厚・混合溶媒系熱化学電池の研究と電気化学的窒素変換への展開を基盤とした国際プラットフォームの構築
体系的番号 |
JPMJAP2420 |
研究代表者 |
山田 鉄兵 東京大学, 大学院理学系研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2024 – 2027
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概要 | 日本の山田グループは、窒素電解還元の主要プロセスに関与するイオン種や分子種の溶媒和や錯形成の影響を調査する。この知識は、アンモニア電解合成プロセスにおける反応速度、生成効率および活性化エネルギーなどの観点から従来の溶媒を凌駕した電解液の設計に繋がる。
オーストラリアのSimonovグループは、上記で新規開発した電解液を用い、系統的に変化させた反応条件下で、優れた性能を持つシステムをアンモニア合成電解槽のプロトタイプに反映させる。
アンモニア電解合成に関して世界のトップを牽引するSimonovグループと、溶媒和熱力学解析において独自の技術を有する山田グループとの融合により、画期的な窒素電解還元技術の開発が期待される。
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研究領域 | エネルギー |