軽量・小型・大容量を特徴とするリチウム空気電池の開発
体系的番号 |
JPMJGX24S0 |
研究代表者 |
中西 周次 大阪大学, 基礎工学研究科附属太陽エネルギー化学研究センター, 教授
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研究期間 (年度) |
2024 – 2027
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概要 | リチウム空気電池は、理論重量エネルギー密度が種々の蓄電池の中でも最大であり、軽量・小型・高容量を実現できる可能性を有する。しかし現状では、電池反応中に生じる種々の活性酸素に対して安定な電池材料が未開発であること、および放電生成物が難分解性であることに起因する大きな充電過電圧が副反応を誘発して十分な充放電サイクル特性が得られていない。そこで本研究では「放電生成物エンジニアリング」という新概念に基づいて上記課題の根本的解決を図る。この目標実現に向けて、①電池統合グループ、②材料合成グループ、③理論分析グループから成るチームを編成し、マテリアルインフォマティクスー高度分析化学ー実験電池化学の深い連携を通して、大きな重量エネルギー密度と良好なサイクル特性の両立を目指す。
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研究領域 | 蓄電池 |