概要 | 日本側が材料の設計と合成を行い、ヨーロッパ側がその物性評価を行う。多様な物性評価項目に対応できるようヨーロッパ側からは多くのグループが参画するが、中でも本申請の主目的であるスピン物性評価を行うOxford大学とGlasgow大学が研究拠点となる。
本計画が掲げる人材育成目標である「材料の設計・合成からスピン状態の評価・制御までの全ての過程をカバーできる人材の育成」の達成に向け、日本で合成や理論を主専門とする大学院生がヨーロッパにおいてスピン物性制御という副専門を獲得することを促す。そのために数か月の滞在を2,3回行うことで相手方メンバーの一員として定着し、確かな知識と技術の獲得を行う。ヨーロッパ側からも複数の大学院生を短期間受け入れる。
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