分子ギアがつくる幾何学的フラストレーション有機半導体の機能創出
体系的番号 |
JPMJPR24HA |
研究代表者 |
松本 道生 物質・材料研究機構, ナノアーキテクトニクス材料研究センター, 研究員
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研究期間 (年度) |
2024 – 2027
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概要 | 幾何学的フラストレーションは物質構造の「単純さ」と「複雑性」を両立させる物質群であり、この構造がもたらす奇異な物性現象から注目を集めています。一方、従来の報告は金属原子を含む無機結晶が大半で、有機分子性結晶の例はほとんどありません。本研究では分子同士の噛み合いを制御する分子ギアを用いて、幾何学的フラストレーションが内在する有機分子性半導体結晶を新たに合成し、その物性開拓とデバイス作成を目指します。
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研究領域 | 新原理デバイス創成のためのナノマテリアル |