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湿潤面に貼付可能な粘着テープの研究開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) ステージI(育成フェーズ)

体系的番号 JPMJTR24T2
研究責任者 江島 広貴  東京大学, 大学院工学系研究科, 准教授
研究期間 (年度) 2024 – 2026 (予定)
概要一般的な接着剤は水中で接着しない。その主な原因は、被着体表面を覆う水分子が接着阻害層として働くからである。一方で一部の生物はこの難しい水中接着を巧みにやってのけている。研究責任者はこれまでに、海棲生物が長年の進化の上で獲得した接着性タンパク質からヒントを得て、世界最高水準の強度を誇る水中接着剤の開発に成功した。この水中接着剤は接着成分の高分子を溶剤に溶かした溶液型接着剤である。本研究ではこれまでに培ってきた水中接着剤の分子設計指針を粘着剤へと展開することで、溶剤フリーかつ湿潤面に対しても迅速に貼り付けできる粘着テープを開発する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2025-03-26  

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