社会的受容性と実用性を備えた植物の開発を目指すアライアンス
体系的番号 |
JPMJAP24A1 |
研究代表者 |
武宮 淳史 国立大学法人山口大学, 大学院創成科学研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2024 – 2029
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概要 | 本研究は、持続可能で収益性が高く、気候変動に頑健な新奇エネルギー植物を作出し、「植物バイオエコノミー」に革新をもたらすことを目的とする。具体的には、植物合成生物学的アプローチにより、(1)植物の葉においてエネルギー密度の高い高付加価値脂質を生産・蓄積させること、(2)気孔密度と開度を人為的に制御し植物の水利用効率を向上させることを目指す。日本側チームは気孔の表現型解析と水利用効率の評価を行い、相手側チームは標的遺伝子と有用変異の選定、遺伝子改変植物の作製、脂質代謝の評価を行う。四カ国チームによる研究を通して、植物バイオエコノミーを先導する国際的トップコミュニティの構築が期待される。また、頭脳循環の促進のための若手研究者の教育・派遣プログラムを通して、次世代トップ研究者の育成が期待される。
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研究領域 | バイオ |