電気化学デバイスの分子スケール解析に向けたナノ分光基盤技術の開発
体系的番号 |
JPMJTR24R2 |
研究責任者 |
横田 泰之 理化学研究所, 開拓研究本部, 専任研究員
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研究期間 (年度) |
2024 – 2026 (予定)
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概要 | 表面電気化学反応を理解・制御する上で必須となる、表面形状、化学種の状態、温度、pHといった情報を高分解能で同時にその場計測可能であり、高感度且つ高い再現性と信頼性を併せ持った探針-分光基盤技術を開発する。独自技術により先端サイズと形状をナノスケールで制御した探針を作製して探針増強ラマン分光へ適用することで、表面電気化学反応の高感度、高分解能且つ再現性の高い観察手法の確立を目指す。表面の化学的・物理的情報を同時計測するこの新しい探針分析技術によって、個々の原子・分子の振舞いを完全に制御することで、安全且つ大容量な蓄電池や高い選択性を有する電極触媒といった革新的電気化学デバイスの創出に資する。
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