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長寿命で熱間鍛造可能な形状記憶合金「ウルトラニチノール」の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) ステージI(育成フェーズ)

体系的番号 JPMJTR24T6
研究責任者 稲邑 朋也  東京科学大学, 総合研究院, 教授
研究期間 (年度) 2024 – 2026 (予定)
概要形状記憶合金はゴムのようにしなやかに変形する「超弾性」と、加熱で元の形状に戻る「形状記憶効果」を発揮しますが、形状記憶効果は繰り返し駆動にともなう機能劣化が早く、社会実装があまり進んでいません。本提案では、合金内部に存在する「ねじれ」を制御して損傷発生を抑制し、繰り返し動作時にも高出力を安定的に維持する材料設計法により、安価な元素を用いた低コスト、鍛造可能かつ長寿命な新形状記憶合金「ウルトラニチノール」を開発し、これまで適用が難しかった分野での利用を目指します。これにより、熱アクチュエータの小型化・省エネ化が進むとともに、新たな応用可能性が広がり、環境負荷低減やSDGsへの貢献が期待されます。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2025-03-26  

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