体系的番号 |
JPMJTR24T7 |
研究責任者 |
熊谷 直哉 慶應義塾大学, 薬学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2024 – 2026 (予定)
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概要 | アミド結合は多くの化成品に頻見される普遍的結合様式であり、一般にカルボン酸とアミン原料に対して試薬を作用させる反応形式が適用される。しかしながら、本形式は目的生成物量を凌駕する試薬由来廃棄物の副生が不可避である。アミド化合物群の生産規模を鑑みると、全世界的に廃棄物を大量排出しているSDGs上の問題のみならず、その分離・廃棄コストによる経済的問題を抱えている。本課題では、独自開発したB3NO2型ヘテロ環を擁するアミド形成触媒DATBの超効率化と再利用性を追求し、水のみを副生成物とする低コスト・クリーン・サステイナブルな触媒的アミド合成技術を世界の工業的アミド生産に実装させることを目指す。
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