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糖尿病網膜症のリスク評価デバイス開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) ステージI(育成フェーズ)

体系的番号 JPMJTR24U9
研究責任者 横田 一道  産業技術総合研究所, 健康医工学研究部門, 研究グループ付
研究期間 (年度) 2024 – 2026 (予定)
概要糖尿病網膜症(DR)は赤血球が網膜の毛細血管に詰まり血栓を形成して発症する。DRの病態には、高血糖を起点とする代謝異常、微小環境の変化や慢性炎症が関与する。糖化による赤血球変形能の低下は毛細血管血流低下・局所の虚血をもたらし、DR悪化の一因である。しかし、変形能を高感度かつ迅速に評価できず、その詳細は不明である。研究責任者らは1細胞レベルで多数の赤血球変形能を測定可能なポアデバイスを開発した。本研究では、社会実装に向けたデバイスや評価系の堅牢性改良を行うとともに、DR発症と変形能低下の関連を明らかにする。本研究成果は医療・検査機器としての製品化のみならず、DR治療薬等の創薬支援技術基盤となる。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2025-03-26  

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