持続的で競争力に優れる海事産業のための総合シミュレーション・プラットフォームの構築(仮称)
| 体系的番号 |
JPMJKP25Q1 |
研究代表者 |
安藤 英幸 株式会社MTI, 取締役
|
| 研究期間 (年度) |
2025 – 2029 (予定)
|
| 概要 | 今後、船舶需要の中心は温室効果ガス排出削減のための代替燃料利用、風力推進ほかの省エネ技術、自動運航をはじめとする高度な統合制御システムを採用した高性能次世代船舶へと移行します。日本の海事産業は、労働人口が減少する一方で世界的な需要拡大に伴う建造能力拡大も求められており、性能が高度化・複雑化する次世代船舶を短期間に開発・供給する能力を獲得する必要があります。このための方策として、本研究開発課題では初期の開発、設計段階で、建造、運用のライフサイクルとサプライチェーンを同時並行的に考慮して、本船仕様、建造計画を最適化する「統合シミュレーション・プラットフォーム」を構築し、バーチャル・エンジニアリングの手法の海事産業への導入を推進します。また、船舶の安全な運用に影響を与える気象・海象の予測についても、台風などの極端現象を含む1~3カ月先までの季節予測技術を確立し、統合シミュレーション・プラットフォームに組み込みます。
|
| 研究領域 | 「デジタル技術を用いた高性能次世代船舶開発技術」及び「船舶の安定運航等に資する高解像度・高精度な環境変動予測技術」に関する研究開発構想(プロジェクト型) |